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落語がテーマの漫画を紹介します。落語が詳しくない方でも楽しめる漫画です!(私自身も落語はほとんどわかりませんが楽しめています!)
落語ならではの表現があったり漫画だからできる演出があったりでこの作品ならではの世界観に興味をもったらぜひ読んでみてください。
『あかね噺』はどんな漫画?
落語がテーマの漫画です。どのような落語があるか紹介するだけでなく落語家たちのぶつかり合いが熱く描かれています。
主人公のあかねの父の志ん太が真打階級試験(一番高い階級への昇格試験)が受けるが、結果は阿良川一門からの破門を言い渡されます。不合格ではなく破門という結果は異例中の異例でした。志ん太の落語家の幕を下ろします。
しかし、志ん太の落語が一番だと思っていたあかねはその結果に納得できず、父の芸を認めさせるために自身が落語家になる道を選びます。志ん太の師匠の志ぐまに弟子入りして、兄弟子やライバルを初めとした数多くの出会いを経験して成長していきます!
コミックス情報
週刊少年ジャンプで連載されています。単行本は2024年5月2日に11巻が発売されていて、12巻は2024年
7月4日に発売されます。
アニメ化の予定は?
2024年6月現在でアニメ化は発表されていません。アニメ化を期待できる漫画だと思っています。
今後、発表されることを期待しましょう。
落語『あかね噺』の魅力について
漫画では珍しいであろう落語がテーマの作品です。
漫画の中で出てくる落語の内容は、落語家の監修で本格的な内容です。
落語を知らない人でも読み始めやすくなっていると思います。
落語の間でその噺が生まれた背景を説明したり、落語家の心情が描かれていたり、漫画ならではの方法で落語をより深く表現しています。
また、落語だけでなく登場人物の人間関係も見どころです。主人公あかねでいえば師匠や兄弟子から学びを得た後はこれまでより深い表現力に昇華させています。そのほかにも落語家によって噺の特色があったり、表現の仕方に違いがあったりで落語の奥深さや幅広さが表れている部分もあります。
登場人物
阿良川あかね
『あかね噺』の主人公です。本名は「桜咲朱音」です。
父である阿良川志ん太の落語を見て育ち、父の真似をして落語を覚えていきました。
父が破門されて落語家としての道を閉ざされてしまったことをきっかけで破門にした阿良川一生を見返すために落語家を目指し始めます。
きっかけからわかるように負けん気で上下関係に厳しい落語家の世界ではよくトラブルを起こします。始めはただ衝突してばかりでしたが相手の気持ちを考え、吸収して成長につなげていきます。
阿良川志ん太
主人公あかねの父です。本名は「桜咲徹」です。
真打昇格試験に挑戦して、その結果として阿良川一門を破門されてしまいます。
その後、落語家の道を諦めて家族を養うことを選びます。
阿良川志ぐま
阿良川一門のナンバー2です。
志ん太の師匠であり、落語家を目指し始めたあかねに落語を教えるようになります。
あかねが落語家として活動するときには正式に弟子として受け入れます。
阿良川ぐりこ
志ぐまの弟子の1人です。あかねの兄弟子です。
最初のあかねの教育係として面倒を見てくれます。
二ツ目になったばかりで自身も成長中の身です。
阿良川京二
志ぐまの弟子の1人です。ぐりこの1つ上の兄弟子です。
面倒見が良く、真面目で落語家として活動するうえで世話をしてくれます。
じゃじゃ馬のあかねに厳しくあたり落語界の常識を教え込み、落語の基礎を学ばせてくれます。
阿良川一生
阿良川一門のナンバー1です。
志ん太に波紋を言い渡した張本人です。実力主義に徹していてそれゆえ厳しい一面が多いです。
阿良川魁生
一生の弟子です。一生に認められる実力を持っていて、異例の速さで二ツ目に昇進しています。
あかねの初高座を見て、あかねを気に入っていてちょっかいをかけてきます。
まとめ
『あかね噺』は週刊少年ジャンプのなかでも目を引く漫画の1つだと思います。落語を知らないから読んでいない方もいると思いますが、とりあえず読んでみていただきたいです。バトル漫画に引けを取らぬ白熱した展開やスポ根のような登場人物の成長を描くシーンなど漫画好きにはどこかでハマると思います。落語を知るきっかけにも良いと思います!
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